当社の波長板が搭載された近赤外線偏光分光装置SCIPが高品質な太陽観測データの取得に成功しました。
国立天文台様より2024年7月10日に打ち上げられたSUNRISE-Ⅲが大きなトラブルも無く、6日間のフライト観測に成功したとの連絡をいただきました。SUNRISE-ⅢにはSCIPを含む3つの観測装置があり、その全てで非常に高品質な太陽観測データが取得できたとのことです。SCIPには当社の波長板が搭載されており、今回の実験の成功につきまして国立天文台様より感謝のお言葉をいただきました。当社としても太陽の偏光観測に貢献できたことを非常に嬉しく思いますし、光栄なこととして社内一同喜んでおります。今後の観測データの処理、較正により研究がさらに進むことを期待しております。
本件の詳細については国立天文台 太陽観測科学プロジェクト(SUNRISE-3/SCIP)のサイトのお知らせ「SUNRISE-Ⅲ/SCIP観測結果およびデータ回収について」に記載されております。プロジェクトの内容やSCIPの説明等もサイトに掲載されていますので是非ご確認下さい。