技術

光学性能評価、耐環境性評価

当社では、各種の製品分野において、可能な限り光学性能の評価結果を検査データとして製品に添付することを心掛けています。
また、耐環境性仕様のご要求にこたえるため、自社内にて環境試験設備も各種取り揃えており、評価が可能です。

光学性能評価

当社では真空紫外域から、赤外域までの分光光度計を備えており、幅広い波長域での光学性能評価が可能です。
また、偏光素子の評価を行う上で不可欠な偏光子についても広い波長域にわたり使用可能な素子を取り揃えております。
光通信用部品等で必要となる、高分解能なスペクトラムアナライザーなども一式ございますので、各種の分野にわたる光学性能評価が可能です。

光学技研 光学性能評価 波長領域マップ

ワイドダイナミックレンジ測定光学系

当社の特長的な製品の一つである結晶製の偏光子は高い消光比が特徴です。このため評価には ダイ ナミックレンジの広い光量の測定が必要となります。
当社では、可視~近赤外域のレーザー光源を用い約60dBのダイナミックレンジを持つ光学系にて評価を行っております。


ビームプロファイラー、赤外カメラ

赤外用の光学材料や、小型の部品は部品内部のひずみや欠陥について、市販の干渉計等で評価する事が難しくなります。
当社では、赤外域においても感度を持つカメラを利用することにより、部品内部の状態の観察を行っています。

耐環境性性能評価

当社では各種部品の耐環境性について把握できるよう、各種の環境試験装置を設備しています。
また、外部機関を利用することで、保有装置以外の評価についても試験を行っています。

耐環境性試験装置

当社では以下の試験槽を有しています。
各種の温度湿度試験に対応しております。

  • 小型温度試験槽:-40℃~120℃ (サイクル可)
  • 大型温度試験槽:-25℃~100℃
  • 槽内寸法:500×700×500(mm)
  • 高温高湿試験槽:85℃90%RH
  • 高温炉:1100℃ (真空/大気中加熱)


レーザー損傷閾値

レーザー損傷閾値については、使用条件等によりその閾値が変化してしまうため、保証することが難しい量です。
特に当社では、特注での部品製作を行うケースが多いため、特に保証が難しくなります。
当社では、外部の機関を利用し、各種の素材のレーザー損傷閾値についてのデータを蓄積しています。
これまでに266nm、532nm、1064nm等の低繰り返しパルスレーザーにて評価を行っております。
この知見を元に各種特注部品の提案をさせていただいております。

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