CLBO素子
CLBO波長変換素子は大阪大学の佐々木教授、森教授等が開発した紫外光発生に適した素子です。
特にλ=193、213、266nm発生に最適で、当社は結晶開発当初から加工を行っており、長い実績があり、加工の難しいCLBO素子を製品レベルで加工出来る唯一のメーカーです。
CLBO結晶は、湿度に対する耐性が悪いため、取り扱いには十分な注意が必要です。
当社では、社内で一貫した低湿度環境下での加工を行っており、耐湿を考慮した梱包でお届けします。
近年開発された通常のCLBO結晶よりも高品質な「Osaka CLBO」も取り扱っておりますのでお問い合わせください。
また、ご要望に応じてAR膜を成膜することも可能です。
表1 標準仕様
素材 | CsLiB6O10 結晶 (CLBO) または、Osaka-CLBO |
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用途 | λ=266nm 発生 | λ=213nm 発生 | λ=193nm 発生 |
結晶軸方位 (deg) | θ ± 0.25, φ ± 0.5 Type-Ⅰ | ||
サイズ(mm) | 5 X 5 X 10 | ||
5 × 5 X 15 | - | - | |
サイズ公差 | W ± 0.1 X H ± 0.1 X L ± 0.2 | ||
有効径(mm) | Φ4 (中心 80℅ のΦ) | ||
透過波面精度 PV(λ) |
≦1/8 @ λ=633nm | ||
反射波面精度 PV(λ) |
≦1/4 @ λ=633nm | ||
光学面平行度 (″) |
≦20 | ||
S/D | S/D = 10/5 | ||
面取り(mm) | ≦C0.2 | ||
チッピング(mm) | ≦0.1 |
図1 λ=266nm発生用素子の使用例

図2 AR膜の分光反射率:λ=266nm発生用素子のAR膜例
